初サブ3 静岡マラソン 2019年 レポ7(ゴールまで)夢をあきらめないで。 [Run&にゃんず]
みなさま、こんばんわ~
今日も静岡マラソンレポに
お付き合いくださいませ。
長かったレポも今日でゴールしますよ~。
***
※フィニッシュラップは公式タイム、
1㎞ラップはガーミンによります。
41~ゴール:累計2:59:05(ネット:2:58:38)
(スプリット09:35)
4:05、4:31、1:45(av4:34)
30㎞過ぎてから一度も時計を見ずに走って
今自分がどれくらいのペースなのか、
どのくらいのフィニッシュタイムになりそうなのか、
一切、状況を確かめずにいましたが、
40㎞の計測時計が2時間49分台っていうのを見て
初めて「これ、サブ3出来るんじゃないか」って
思いました。
あっ、そうそう、噂によるとサブ3を達成できる
ペースで走っていると、ラスト数キロくらいになると
沿道から「サブ3できるよ~」って声をかけられるって
聞いてました。
わたくし、いっつも30㎞過ぎに脚が攣って、
そこで終わっているので、
「サブ3できるよ~」って声かけられるのに
憧れていたんですよ。
実際、2年前の静岡マラソンの時は
「3時間5分切れるよ~」って言われて、
「いやでもサブ3狙ってたんだよなぁ~」って
思いながら走っておりました。
そういうものだと思って走っていたのに
沿道からは一向に「サブ3できるよ~」っていう
応援がなかったのでサブ3が現実のものになりつつ
あるっていう実感はまるでありませんでした。
「サブ3できるよ~」っていう応援は
一般の地元の方々じゃなく、
自らランナーである人たちが多く応援している、
つくばマラソンあたりのほうが聞けるのかな。
しかし...
残り2.195㎞を10分で走ればいいのであれば、
たとえばキロ4分30秒で2㎞走って残り200mで1分か...
でも今現在、いったい自分がどのくらいのペースで
走っているのか見当がつかないので、どのくらいの
余裕があるのか、それとも余裕がないのか分かりま
せんでした。(時計は見ないっ!)
そんなことを考えつつ、前を走る、ランパン・ラン
シャツの速い人をひたすら追走しました。
すっごく苦しいけど、もう地べたに座り込みたいけど、
でもあと2㎞だから...
これって、
追走した時の苦しさと変わらないじゃん...
練習のときと同じだよ。
沿道の応援も多くなってきたように思うけど、
応援に応える余裕はおろか、応援を見る余裕もない...
でも思ったより脚は動いているみたい...
そんなことを思いつつ走っていると、
やがて41㎞のラップを告げるアラーム音が鳴りました。
さすがに残り1㎞...
もう時計を見てもいいだろうって思って
ガーミンの画面を見てみると4:05って...
えっと、さすがにここまで速く走らなくても
いいだろう...
それよりは攣らないように気を付けながら
ペースを落として走ったほうがいいんじゃね...
4:30まで落としたってサブ3いけるんだから...
人間って不思議なもので、安心したら
ペースを落としたにも関わらず、
とたんに左ふくらはぎに攣りの予兆が...
うっ、これまずい...
ここで攣ったら非常にまずい...
...って、何がまずいかっていうと、
サブ3を逃すかも知れないっていう心配よりも
こんなところで止まったら沿道の大応援団の前で
恥ずかしい...って。。
そんなことを気にしていました。。
このまま、このまま...
なんとかゴールまで持ちこたえて...
サブ3がどうのこうのっていうよりも
攣るか持ちこたえるか...
そっちにばかり気をとらえながら走りました。
そしてやっと42㎞を過ぎて...
...って、最後の角を曲がるあたりで、
左脚のふくらはぎがピキッって...
うっ、攣った、攣った...
でも止まるわけにはいかない...
走れるのか、オレ...
今までのレースなら止まってストレッチしていたけど、
今はそんなことしている余裕はない....
どんなフォームでもいい、脚が前に出れば...
うん、たぶん見た目、
相当格好悪いフォームだと思うけど、
もう走っているって言えないくらい
遅いかも知れないけど、
なんとか前に進んでいる...
(実際はキロ4分30秒台だったから
そんなに遅くなかったけど...)
普通の状況ならほぼ攣っていて
相当痛いはずなのに
この時は痛さは全く感じませんでした。
そしてゴールがゆっくり近づいてくるのが
分かりました。
ん?
オレ、オレ、本当にサブ3できるの?
サブ3、やっちゃっていいの??
これ現実なのかな???
いや、たとえ倒れても、
地面に這いつくばっても、
ゴールラインを越えてやる!!
最後は周りの景色は全然見えていなかったものの、
ゴールラインだけはしっかり見据えて前へ前へ...
ゴールラインには計測マットが3つ...
3つ越えないとちゃんと計測してもらえないかも...
もう、本当にヨタヨタしながら、やっとの思いで
3つのマットを越えることができました。
ああ~、ついに...ついにやったんだ...っていう思いが
こみあげてくると同時に第二弾の脚攣りが...
ああああ、これまずい...
慌てて前にいた係の人に「脚攣った」って言いながら
横のフェンスに持たれかからせてもらいました。
.....
.....
しばらくじっとしていると、
さすがにサブ3とった感動が
こみあげてきました。
今まで大会で泣いたことなんかなかったけど、
自然とこみあげるものがありまして、
一度そうなるともう止められなくて...
しっかりと泣いてしまって...
係の人に心配されちゃった。。
そのあと、とっくにゴールしている速い人たちの
知り合いの方々に挨拶をして、
そして記録書をもらいにヨタヨタと歩きました。
歩いているあいだ...
「えへへへ、本当にサブ3、しちゃったんだよな..」
「オレってすごくない?!」
「これで当分、幸せに過ごせるな~」とか
いろんなことを考えてました。
たぶん傍から見たらすんごくにやけていたと思う...
記録書を受け取ってあらためてサブ3を確認して...
ん~、またまた感動の波が押し寄せました。
歳とると涙腺が弱くなるんでしょうね...
自分のランナー人生のなかで、このあとも含め、
おそらくこれが一番感動した時じゃないかって
思いました。
以上が静岡マラソンのレポでありますが、
最初っから行けると思って達成したのではなく、
逆に25㎞過ぎには失速して完全にあきらめて、
でもあきらめたあとにたまたまの集団走によって
復活し、最後になってサブ3ができるって思える
ようになってという、なんとも不思議な、奇跡の
ような体験ができたことをとっても感謝しており
ます。
練習しても、努力しても、
なかなか結果が出ずに悔しい思いばかりしてきて
大会で走り終わったあとも悔しいから、
すぐに着替えて帰路に...っていうことを繰り返して
いました。
年齢的にもう無理なのかなって
思ったこともありました。
でも諦めないで良かった。
諦めなければいつかは努力が実を結ぶってことが
分かりました。
そしてこの先も...
まだ、もう少し速くなれるような気がしていますので、
引き続き、神コーチに引っ張ってもらいつつ、
頑張って練習していきたいと思っております。
走るって素晴らしい!
長いレポを読んでいただき、
ありがとうございました。
***
職場にお客さんがいらっしゃって
お土産をいただきました。
わたくしは初めてみたお菓子でした。
焼きと揚げの出会いとな...
どういうお菓子だろうって思って
封をあけてみると...
あっ、これね。。
見てわかりますよね。
そう、ゆ●り、インスパイアなおせんべい。
味が多少、ソースっぽい味があって
サクサク感に洗練さを感じましたが、
まあそういうことです。
でも美味しかったですよ。
本家はちょっとあっさりしている感じもあるので
濃い味をお好みなら、こちらをチョイスすれば
満足出来そうです。
では本日のにゃんずの話題を....
3月になってすっかり暖かくなってきましたね。
朝だけは少し肌寒いですが、日中から夕方にかけては
もう寒さはほとんど感じません。
ステテコ履いていると暑いくらい...
(平日夜でも走っているときは生脚のクセして...)
ステテコの辞め時を測っている今日この頃です。。
昼間の出窓もこんな感じ。
春の日差しを浴びてニケさんも気持ち良さそう。
春はあけぼの...でしょうか。
ノエルさんなんかナベを抜け出して
出窓の床に直接、座っちゃっていました。
お腹は少しひんやり、
お顔はぽかぽか....
走るのにはちょっと暑いかなって
思うことが多くなってきた今日この頃ですが、
のんびり、まったりするにはいい季節ですね。
公園の芝生の上に座ってお弁当を食べる...なんて
いつもの何倍も美味しく感じるお食事が出来そうですね。
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今日も読んでいただき、ありがとうございました。
これからもみなさまがくすっと笑えたり、癒されるような記事をアップしていきますので、
また遊びにきてくださいませ。
※コメント欄...いつも開けておくようにしますが、
ただいま、お仕事やランニングで時間をとられることが多く、
コメ返しはあんまりできそうにないです。申し訳ございません。
でも頂いたコメはゴッドマザーとともに楽しく拝見しております。
逆にいつもコメ欄を開けておくからといって、毎回、コメを書いて
いただかなくても大丈夫です。毎回じゃ大変だと思いますので....
なんか言いたいぞ~、同感だぞ~とか、書きたいと思ったときだけも...
もしそれが毎回ってことであれば、それはそれで書き手として
すごく光栄なんですけどね~。
まあお互い、義務じゃなく、楽しんでやれるのがいいなぁ~と
思っております。
...ということで、これからもよろしくお願いいたします。(2015/6/6 記)
※仕事やランニングで時間がなく、みなさまへのご訪問が遅れたり
変則的になったりということも多々あるかと思います。
でも時間がとれたときは、みなさまのところにご訪問に伺い、
記事を拝見し、楽しませていただいております。
色んなジャンルの様々な切り口の記事や写真を見るのは
とても面白いし、刺激になります。
これからもよろしくお願いいたします。
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